2026 SPRING & SUMMER
Natural Dye Collection
Concept
自然の色を身に纏う。
茜、オーク、ザクロ、オリーブ——それぞれの植物が持つ固有の色を、製品が完成した後に、その布地ごと染め上げる。化学染料ではなく、土地と時間が育んだ植物の記憶が、そのままウェアに宿る。
G6SM-P001-D
Natural Dyed Jam Short
Available in
ブランドのアーカイブに眠るヴィンテージパンツを原型とした「JAM SHORT」。往時のシルエットと意匠を緻密に再現しつつ、現代の着用感に寄り添う快適性を備えた一本へと昇華させました。股下には可動域を広げるガゼットを配し、リラックスした穿き心地とクラシカルな佇まいを両立しています。
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G6SM-P002-D
Natural Dyed Gramicci Pant Straight Fit
Available in
クライミングパンツを源流とするブランドの代名詞「GRAMICCI PANT」。その完成された機能美を継承しながら、裾に向けてわずかにゆとりを持たせたストレートシルエットへと再構築しました。身体の動きを妨げないガゼットクロッチ、片手で瞬時に調整できるウェビングベルトといった実用的なディテールはそのままに、現代的なバランスを纏わせた一本です。
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G6SM-P003-D
Natural Dyed Gadget Pant
Available in
クライミングパンツの機動性とペインターパンツの収納力を融合させた、アーカイブ由来の「GADGET PANT」。フロントからバックへと大胆に展開するポケットが圧倒的な収納力を生み出し、デイリーユースからアウトドアシーンまで多様な場面に応えます。ポケット上部に備えたウェビングテープには、鍵やカラビナなど小物の装着が可能。機能とデザインが緻密に交差する、ユーティリティの象徴ともいえるモデルです。
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なぜ、植物で染めるのか。
化学染料が普及して以来、染色の世界はほぼ均質になった。どの工場で染めても、どの季節に染めても、同じ色が再現できる——それが「品質」とされてきた。
Gramicciが選んだのは、その反対側にある染色だ。茜、オーク、ザクロ、オリーブ。地球上にある植物を染料として、完成した製品をそのまま染め上げる。
同じ植物から、同じ工程で染めても、仕上がりは一点ずつ異なる表情を魅せる。その揺らぎは欠陥ではなく、植物が持つ固有の時間のあらわれだ。
01 / 04
Purple
茜(MADDER)の地下茎・根茎由来
日本やユーラシア大陸で古くから親しまれてきたハーブ。染色の分野では世界的に名高く、人類最古の赤色染料のひとつとして紀元前から各地で用いられてきた。エジプトのミイラを包む布や、日本の日の丸にも使われてきた歴史をもつ。鉄分を媒介させることで、赤から紫がかった深い色へと変化する。
Natural Dyed Purple — Items
02 / 04
Grey
ブナ科の植物(OAK)由来
ブナ科の植物に生じる突起状のこぶに由来する染料。木の実に似た独特の組織で、古来より世界中で染料・インク・薬品として利用されてきた。タンニン含有量が非常に高く、鉄分を媒介させることで色を定着・発色させる染色技法を用いると、上品で沈んだ灰色に染まる。
Natural Dyed Grey — Items
03 / 04
Chino
ザクロ(Granatum)の果実の皮由来
果実として親しまれているザクロは、古くから染料としても幅広く利用されてきた。薬用・栄養源としても非常に人気が高く、果実の熟度によって黄系のトーンが変わる面白さが特徴。ジュース製造などで廃棄される果皮を利用できるため、サステナブルな素材としても注目されている。
Natural Dyed Chino — Items
04 / 04
Olive
オリーブ(Olive)の実由来
オリーブはその果実が食用油の原料や、オイルランプの燃料として重用されてきた。エネルギー含有量が非常に高く、食品としても広く栽培されている。その実や枝葉を煮出した染液を、鉄分を媒介させて染色することで、実の成熟度によってトーンが変わり、複雑なニュアンスを纏った色が生まれる。
Natural Dyed Olive — Items